第7回ひまわり探偵奮闘記「得する離婚」 福山市

得する離婚
近年、日本における離婚件数は毎年増え続け、昨年はついに年間で29万件を突破しました。これは約1分50秒に1件離婚がなされてる計算になります。福山府中地区でも年間千件以上の離婚があり、離婚しないまでも、離婚を考えている人はかなりの数に上ると思われます。昔と違い、働く女性が増えたことや離婚に対する考え方が大きく変わってきたことがその要因ではないでしょうか。今回は離婚を考えている方、必見の少しでも有利に離婚するための方法や注意点をご紹介したいと思います。


あなたがなんらかの理由で離婚を考えているのならば、まずはあなたが離婚するにあたって相手に請求できる慰謝料や財産分与がどれくらいになるのか、前もってしっかりと把握しておくことが大切です。財産分与に関しては、生命保険・株や国債などの有価証券・預貯金・不動産・動産など名義がたとえ相手のものでも婚姻後にできたものなら財産分与の対象になります。しかし、相手の預貯金の額など、いくらあるのかわからない場合や有価証券などを所有していることを知らなければそれらの隠してある財産を請求することはできなくなるのです。離婚を考えているのならば日頃からお金の管理をあなたがしておくようにすると、逆にあなたが財産を隠しておくことも可能です。


慰謝料は離婚の原因や婚姻年数、相手の経済力などを考慮するので金額はそれらの状況により異なってきますが、有利に離婚をしたいのなら、相手に離婚の原因があることを明確にしなければなりません。離婚の原因としては、まず一番に相手の不貞(浮気)です。そのほかにも、家庭内暴力や精神疾患、経済的な問題、性格の不一致など婚姻関係を続けることのできない重大な問題がある場合です。不貞が原因の場合は、その確実な証拠をとることが絶対必要になります。証拠がなければ、相手にシラをきられたらおしまいです。水掛け論になり、悔しい思いをすることになります。証拠があれば、浮気相手に慰謝料請求をすることも可能です。逆にあなたが浮気を指摘された場合、相手に証拠を握られない限り、シラをきれば慰謝料を払わなくてもすむかもしれません。

有利に離婚するためには、まずあなた自身が冷静になり、相手に気づかれることなく事前に離婚の準備を進めていくことが大切です。離婚話をするときにはもうすでに証拠などもそろえ、預貯金なども抑えたうえで話を切り出せば、相手はもうどうすることもできないはずです。言い逃れができない状況をつくれば、こちらの要求もとおりやすく、裁判などをしなくても簡単にこちらの条件を飲むはずです。


また相手が慰謝料などを一括で払えない場合は公正証書にしておくのもひとつの手です。相手がもし、支払いをしなくなった場合でも公正証書にしておくと比較的簡単に給料や財産の差し押さえをすることができます。このようにすると、裁判にかける場合より時間や費用がずっと早く安くすむのでお勧めの方法です。もしあなたの人生に離婚という不幸が訪れるようなことになっても、そこをうまく立ち回ることであなたの権利を最大限生かし、第二の人生を楽にすっきりした気持ちでスタートできる離婚をしてください。


ひまわり探偵社では離婚に関するお悩みやご質問を受け付けています。お気軽にご相談下さい。また前回スポットをあてた出会い系サイトがらみ(ストーカー・浮気)の相談も多数寄せられています。取り返しのつかないことや事件に巻き込まれてからでは遅いのです。悩みやトラブルのある方は一人で悩まずお気軽にご相談下さい。








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