第17回ひまわり探偵奮闘記「男女のトラブル」 福山市

男女のトラブル
新年あけましておめでとうございます。旧年中は、「探偵奮闘記」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。本年も皆さまから寄せられた、ご意見・ご相談に誠意を持ち、お答えできるよう、従業員一同頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

さて、ここ数年、日常生活で実際に起こりえる「不倫」などの、さまざまなトラブルに基づき「弁護士」が裁定する、テレビ番組が人気を集めています。

テレビの影響がどうかはわかりませんが、、ここ数年、当事務所への依頼は「訴えることが可能な権利」を理解している人が多く、自分がどのようにすれば、より有利な立場に立てるかを十分に理解したうえで、「証拠撮影」を依頼します。

数年前までは、浮気調査は不倫相手と手をつないで歩いている、または食事をしている「写真」を撮れば、調査を打ち切るのが多数でした。が、最近では、”それのみ”では、「不貞証拠」にならないということを依頼者は知り、「ホテル」への出入りなどの”不貞行為の実行”があるまで、相手の身元を詳しく調べる人が多くなっています。



証拠が大事
つまり、法廷など”出るところに出ても”確実に勝てる証拠が、どのようなものか、よく分かっているのです。

また、離婚をしなくても証拠があれば、相手から慰謝料を取れることも理解しています。だから、「慰謝料」をとることが「浮気」をやめさせる方法のひとつと考えている人もいます。

慰謝料を数100万円払った後で、まだ関係を続けていれば再度、数100万円の慰謝料を払わなければいけないものです。だから、関係を続けていくことができなくなるのです。

「この手の番組」を見ていると、弁護士の意見の違いに驚かされることも多々あると思います。離婚問題などの「民事裁判」は、「刑事裁判」より状況や被害の大きさ、過失の有無などまちまちで、「法律解釈」の仕方で慰謝料が取れる、取れない。離婚でいる、できないという、意見が分かれることがあるのです。

「民事訴訟」をする場合、裁判にかかる費用は、すべて自分が出さなければならず、「刑事事件」とは違い、証拠収集も自らが行わなければなりません。素人が、裁判手続きをしていくことはとても困難。結局、とどのつまり、「弁護士」に依頼することになり、証拠収集は「探偵」に依頼することが多いようです。

離婚や不貞の慰謝料を請求する場合、相手もテレビなどでの情報収集で、証拠を撮られたら裁判でも勝ち目のないことを知っていることが多いのが事実です。




悪あがきは禁物
結局、裁判はせずに示談ですんなり、慰謝料を払うことも多くなっています。なかには、勝ち目がないのに”悪あがき”をして、裁判する人もいますが、その場合、慰謝料だけではなく、裁判費用も払うはめになりかねません。

もし、証拠を撮られたら「謝って謝って・・・」、少しでも慰謝料の額を少なくしてもらうのが、一番安くすむ方法かもしれませんね?

「注意!」
最近、あたかも事務所があるかのようにみせかけたり、料金を明確にせず、喫茶店などに依頼人を呼び出そうとする調査会社が増えております。お気をつけ下さい。







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